悩み子さん田舎に住む親も歳をとってきて心配・・・かといって、私は遠くに住んでるし。みんなどうしてるんだろう・・・
40代になると、突然『親の老い』が現実味を帯びてきます。
介護、生活の心配、仕事との両立、自分の人生——すべてが絡み合って、正解が見えなくなるタイミングですよね。
私自身もまさにそのひとりでした。
この記事では 40代で二拠点生活を決断した理由・費用・具体的なステップ・親の説得方法 を、実体験を交えて『リアルに』公開します。
- なぜ「今」二拠点生活を始めたのか
- 二拠点生活のリアルな費用
- 親との関係性改善
- 仕事と親の世話、両立のための具体的な方法



\\ この記事を書いた人 //
こんにちは、ミリコです
40代独身派遣社員(ニャン太2匹と生活中)
東京と田舎の二拠点生活をしながら
田舎でライダーズカフェを開業するために奮闘中です🎶
⚠️当サイトでは広告を掲載しています
なぜ「今」二拠点生活を始めたのか?
私は40代で、姉と私の二人姉妹。
姉夫婦も私も都心在住で、田舎に両親が二人暮らし。
実家までは車で約2.5時間。
電車の場合は3時間ほどかかります。
正社員で働いていた頃は年に2回帰省できればいいほう。
そんな生活の中で、コロナが転機になりました。
コロナで気づいた「親の変化」
2020〜2023年のあの期間。
帰省できない年が続き、両親からも「帰ってこないで」と連絡が来る。
あの頃は珍しくなかったと思います。
久しぶりに顔を見た2023年。
両親を見て、正直『老い』を初めてはっきり感じました。
・ちょっと小さくなった
・動作がゆっくり
・言葉が以前よりも控えめ
・ちょっと疲れやすそう



「時間ってこんなに残酷なんだ」と思うほど、変化がはっきりしていました
親は『まだ元気』じゃない
親はまだ自分たちで生活できるし、元気そう。
でも、確実に老いている両親を目の当たりにしました。
私はこの時、両親を介護予備軍として捉え始めました。
「いつ倒れてもおかしくない」というほどではないし、「介護が必要」な訳でもない。
でも「完全に放っておけるほど若くもない」。
その微妙なグラデーションこそ、40代が向き合う現実だと思います。
親の老いは突然じゃない、『静かに迫ってくる』
テレビ電話越しの両親は、いつもと変わらず元気そうに見えるんです。
笑って話してくれるし、「大丈夫、大丈夫」と言う。
でも、久しぶりに実際に会うと──
歩くスピードが少しだけゆっくりになっていたり、手のしわが増えていたり、背中が丸まっていたり。
そんな「ほんの小さな違和感」が、積み重なっていく。
その瞬間、胸の奥で
「あ、もう考えないといけない時期が来てるんだ」
と、スイッチが入った気がしました。



私はそこで「親が元気なうちに、関わり方を変えよう」と決めました
今ならまだ間に合う。
私も40代で体力があるし、親も自分のことを自分でできる。
だからこそ、『このタイミング』がベストだと感じたんです。
独身である私の場合は、身軽さもありました。
40代は、多くの人が子育てのピークを越えて、少し自分の時間を持てるようになる頃。
「親のことを考えるのはまだ早い」と思う方がほとんどだと思います。
でも、もしここで動かなければ、次に訪れるのは──
自分自身が年を取り、思うように動くのがしんどくなる未来。
親を助けてあげたいけど、自分もなんだかしんどい。その未来を想像すると
「今動くしかない」
そんな気持ちになって、私は二拠点生活を選びました。



親が病気になったり、寝たきりになってからだと、色々なことを一度に考えなければならないから、余計にしんどくなるもんね
二拠点生活はこう始めた
親の変化に気づいた。
でも、じゃあ明日から実家に戻ろう!なんて簡単には決められない。
きっと、この記事を読んでいるあなたも同じじゃないでしょうか。
自分の生活もあるし子育てだってある、仕事もある。
親が心配なのは事実なのに、どう動くのが正解かわからない——。
私もまったく同じでした。
そこでたどり着いた答えが『二拠点生活を始める』という発想でした。
いきなり大きく人生を変えなくていい。
まずは小さく、続けられる形から始める。
そんなステップなら、40代の私でも無理なく動けました。
ステップ① まず「月1帰省ルール」を作る
最初から完璧にやろうと気合を入れすぎると挫折します(私は何度も失敗した…)。
だから私は、最初はたったこれだけ。
月に1回、二泊三日だけ帰る。
これくらいなら、仕事も私生活も壊れません。
そして続けていくうちに、自然と『生活の一部』になります。
・親の小さな変化に早めに気づける
・自分の疲労も最小限にできる
・仕事や自分の生活への影響が出にくい
・親も「来すぎて負担」にならない
現実的なのに効果が大きいんですよね。
いきなり同居や長期の帰省をしてしまうと、お互いがストレスに感じてしまうものです。
ステップ② 仕事の調整
親のことを考え始めると、真っ先にぶつかる壁が『仕事』。
これが一番厄介。
私は思い切って正社員から、働き方を選びやすい派遣社員という立場にシフトしました。
私にとっては正解でしたが、これはお勧めしません。
というのも、これまでのキャリアを捨てることにもなりかねない。
正社員というアイデンティティを手放すことは、想像以上に難しいものです。
とはいえ、誰でもできる工夫はいくつかあります。
40代って、不思議と「仕事の方向転換」に向いてる時期なんです。
学ぶことや仕事が多すぎて身動きが取れなかった30代と違って、いい意味で「自分軸」で選べるようになってくる。
経験も増えてきて、人生観も少しずつ変わってくる時期ですよね。
だからこそ、「親が元気なうちに、働き方を柔軟にしておくのは賢い投資だ」と思いました。
親どころか、自分自身が病気になるリスクだってあります。
そんな時、柔軟な働き方を手に入れておけば収入を絶やさずに治療に励むことだってできます。



「親のため」というより「自分の為になる」って思うとより生活を変えやすいよね



コロナ以降、在宅勤務ができる企業も増えました。思い切って、在宅勤務が可能な会社に転職することも検討してみるのもアリですよね
ステップ③ 親にどう伝えたか?(説得術)
これ、ものすごく大事なポイントです。
親って「迷惑をかけたくない」生き物なんですよね。
だから、真正面から
「心配だから帰る」「世話しに行く」
と言うと、逆に怒られます(私は何度も「まだ元気だから大丈夫!」と断られました…笑)。
そこで私が使って成功したのが、「自分のために帰る」というスタンス。
「最近、実家の方が落ち着くんだよね」
「気分転換になるし、猫たちものびのびできるから(動物を飼っている場合)」
「最近仕事のストレスがあるから、畑仕事でもして癒されたいから」
こういう「軽い理由」が、親の心にすっと入る。
すると不思議と「そうか、じゃあ気をつけておいでね」なんて受け入れてくれるんです。
ステップ④実家に行くハードルを下げる
月1で実家に帰る…って聞くと、最初はどうしても「うわ、面倒…」ってなりますよね。
私もまったく同じで、「なんでこんなに腰が重いんだろう?」と考えたら、原因はシンプルでした。
荷物のパッキングが面倒だったんです。
実家に行くたびに旅行みたいな荷物を用意する。
これを毎月続けるのは、そりゃ気持ちが重くなります。
でも、ここを改善したら一気にハードルが下がりました。
私がやったのは、「実家滞在を快適に整える」(ステップ⑤)と連動する工夫。
・普段「二軍扱い」の服を実家に置いておく
・基本のスキンケア・メイク道具を丸ごと実家に常備
・ちょっとした日用品も「実家セット」として置いておく
これだけで、持っていく荷物が驚くほど減ります。
服と化粧品が不要になるだけで、パッキングのストレスがほぼ消えます。
荷物が軽くなると、心も軽くなるんですよね。



今では、私は 友人とランチに行くみたいな感覚でバッグひとつで帰れてます
ステップ⑤実家滞在を快適に整える
久しぶりに実家へ帰ると、「あれ…意外とやることない」ってあるあるだと思います。
特に田舎だと、娯楽もお店も少なくて、夜は静かすぎるし、Wi-Fiないし、なんか暇を持て余す…みたいな。
だから、実家に帰るって気乗りがしないんですよね。
でも逆に言えば、ちょっと環境を整えるだけで「快適さ」が一気に変わります。
実家が居心地悪いのは、「いつも自分が使っているものがないから」。
まず大事なのは、ネット環境。
ポケットWi-Fiを持ち込むもよし、今後本格的な二拠点生活に備えて、思い切ってWi-Fiの契約をしてしまうのもありでしょう。
これだけで動画も音楽も副業や仕事もストレスゼロ。
お気に入りのルーティンや仕事も続けられるし、「何もしない時間」に振り回されなくなる。
それに加えて、「都会の生活習慣を一部持ち込む」こともお勧めです。
例えば、普段使ってるアロマ、コーヒー器具、読書用のライト、運動アイテム…
「自分の快適セット」を実家用に購入して置いておくと、一気にホーム感が出る。
田舎にいながら普段の自分の生活ができることが、二拠点生活の成功ポイントです。



実家用にわざわざ新品を買う必要はありません。私の場合、今使っているものを実家用にして、自宅用を新品にすることにしています



一気に色々買い換えると負担になるよね・・・月一で帰省しながら、長期間かけて少しずつ揃えていくようにしてね!
それから、田舎の良さも習慣に組み込むこと。
散歩、星空、静かな朝、外コーヒー…
都会では絶対できないぜいたく時間。
ネット環境を整えてやることを確保したうえで、自然のご褒美も楽しめると、実家時間は「ただの帰省」じゃなくて「最高のご褒美」に変わります。



「暇をなくす仕組み作り」➕「田舎ならではのことを楽しむ」ことで、実家滞在が快適な時間に変わりますよ
二拠点生活にかかるリアルなコスト



月一で帰省して、実家を快適にしていくって・・・実際、どれくらいお金がかかるの?
これ、始める前にほぼ全員が抱く疑問ですよね。
実家との距離によって金額はまちまちなので、費用は一人一人異なるものです。
ここでは、実家と自宅の距離が約100kmの私自身の経験をもとに、「実際の数字に近い目安」をまとめました。
交通費:月8,000〜30,000円
二拠点生活でまず気になるのが「交通費」。
ここを最適化できるかどうかで、月1帰省の続けやすさが本当に変わります。
私の場合は車で片道2.5時間ほど。
私は時々 レンタカー を使っています。
「車ないから無理…」と思う人にも、レンタカーはめちゃくちゃ便利。
実家が遠くて 飛行機・新幹線移動が必要な人 もいますよね。
そんな方は格安航空券の比較サイトを使うと、移動費がびっくりするほど最適化できます。
場合によっては、新幹線より飛行機の方が安い日もあります。
交通費は「固定費っぽいけど、実は変えられる部分」。
自分に合う移動手段をひとつ持っておくだけで、二拠点生活のハードルはぐっと低くなりますよ。



早割やセールがあるので、色々な会社と比較して安い方法を見つけましょう!私の友人は実家が広島ですが、月に3回帰省するためLCCの早割を利用していて、「4,000円程度で行ける日もある」と話していました
通信費:0〜5,000円
二拠点生活で意外と見落としがちなのが 通信環境。
田舎って、ほんとに驚くほど「やることがない日」があります。
だからこそ、ネットが快適に使えるかどうかで滞在の満足度が大きく変わるんですよね。
私も最初は「スマホのテザリングでいいでしょ」と思っていたんですが、動画を見たりリモートでの仕事をしたりすると、すぐギガが足りなくなる。
ストレスが溜まりすぎて、滞在そのものが嫌になりかけた時期がありました。
そこで実家のネット環境を見直したら、滞在の快適さが一気にアップしました。
大きく分けると選択肢は2つ。
月額も比較的安く、工事不要でその日から使えるのが最大のメリット。短期間の滞在や、まずはお試しで二拠点生活を始めたい人にもピッタリ。帰省の移動中まで快適になります。
「とりあえずネットさえあれば何とかなる」というタイプなら、ポケットWi-Fiは本当にちょうどいいアイテムです。



私はモバイルWi-Fi(おトクなインターネットは【GMOとくとくBB】)を使っています。在宅勤務ですが、仕事も移動中もプライベートも都会生活では、このポケットWi-Fiひとつで全く問題ありません(月々4,870円)
実家に長く滞在する予定があるなら、光回線を通してしまうほうが快適。速度も安定しているし、リモートワークやNetflix視聴もサクサク。
最近は工事費無料のキャンペーンも多いので、意外と導入ハードルは高くありません。
▪️シンプルに安い速いGMOとくとくBB光!高性能なWi-Fiルーターレンタル無料!
私は最終的に、
「実家をもう一つの生活拠点としてちゃんと整える」
という目的で光回線を選んだのですが、おかげで滞在時間の満足度が爆上がりしました。
ネット環境が整うと、田舎でも都会と同じように電子書籍を読んだり、音楽を流したり、YouTubeやNetflixを見たりできる。
結果、実家に帰るのが『義務』じゃなくて『気分転換』に変わります。



都心での生活はポケットWi-Fiにして、田舎にはがっつり光回線を引きました(GMOとくとくBBから工事不要Wi-Fi新登場!【とくとくBBホームWi-Fi】)。工事費用も無料だったので実質、使用料しか払わずに済みました
食費・宿泊費:実質ゼロ
二拠点生活で助かるのが、食費と宿泊費がほぼかからないこと。
実家に泊まれるだけでホテル代が完全にゼロになり、年間の出費は大きく変わります。
食費も、月1〜2回の滞在であれば「誤差レベル」。
普段の家の食事に自分一人増えるだけなので、追加コストはほとんどありません。
私は飲み物やお菓子を少し持っていく程度ですが、親に負担がかかることは全然ないです。
親からすると「来てくれるだけで嬉しい」くらいで、必要以上に気を遣う必要はありません。
二拠点生活=お金がかかる
そんなイメージを持たれがちですが、実はこういう「ゼロコストの恩恵」がめちゃくちゃ大きいんです。
実家を使えるって、本当に最強の資産ですよね。



「実家に泊まるのってしんどい・・・」と思う方も、『どうしたら快適に泊まれるのか?』とポジティブに考えてみましょう!改善ポイントは沢山ありますよ
二拠点生活を成功させる5つのコツ
新しいことを始めると最初だけ張り切って、気づけば続かなくなる…そんな経験ありますよね。
私も何度も三日坊主をくり返してきました。
だからこそ、実家と都会の二拠点生活を無理なく続けるには、ちょっとした『コツ』が本当に大事なんです。
ここでは、私が試行錯誤しながらも3年間続けてきた経験の中で、「これは効果あった!」と思えた成功のポイントを5つ紹介します。
今日からすぐに取り入れられるものばかりなので、気軽に試してみてくださいね。
① 無理しないスケジュール
二拠点生活を続けるコツは、実は「無理をしない」ことに尽きます。
張り切って毎週帰ろうとすると、仕事や予定でバタついた瞬間に一気に負担になってしまい、続かなくなるんです。
最初は月1で十分。
むしろ月1くらいのほうが、「行く楽しみ」が自然と湧いてくるし、親との距離感も心地よく保ちやすい。
大事なのは「続けられるハードル設定」を自分でコントロールすること。
たとえば、仕事が忙しい月はお休みにするとか、季節や気分でゆるく頻度を変えるのも全然アリ。
義務感で動くと疲れるだけだけど、「今月はリフレッシュしに行こうかな」くらいの軽さなら、長く続けられます。
二拠点生活って『頑張るもの』じゃなくて、『暮らしを豊かにするアイテム』みたいなもの。
だからこそ、自分のペースがいちばん大事なんです。
② 「世話しに行く」を手放す
実家に帰ると、つい「何か手伝わなきゃ」と気負いがち。
でも、そのスタンスって意外と自分をしんどくするし、親との距離感もギクシャクしやすいんですよね。
私の実家は山に囲まれた超ど田舎なので、やることといえば畑仕事・草むしり・庭の手入れなど、都会では絶対やらないことばかり。
でも私は、それを『手伝い』ではなく 自分のメンテナンス時間 として捉えるようにしました。
土に触る作業って実はストレス軽減効果があると言われていて、私はこれを「アグリ筋トレ」(農業=アグリカルチャー)と呼んでいます。
草むしり=スクワット
畑を耕す=背中の筋トレ
掃除=全身運動
…みたいな感じで(笑)
「やらされてる」じゃなくて
『どうせやるなら、自分のリフレッシュにしちゃおう!』
と思って動くと、びっくりするくらい心が軽くなるんです。
自然の中で体を動かすと、ほんの30分でも気分がスッと整います。
③ 実家を「快適な場所」に変える
すでに「二拠点生活はこう始めた」のステップ④でも触れましたが、二拠点生活を続けるコツは「実家を自分にとって居心地のいい空間にアップデートすること」です。
Wi-Fi、寝具、作業スペースの3点が揃うだけで、滞在中のストレスが一気に減り、「帰りたい場所」になります
さらに、自分のお気に入りアイテム──お気に入りのマグカップやルームウェア、使い慣れたデバイスなど──を実家にもセットしておくと、気分の切り替えがスムーズになります。
「実家は暇で退屈」という感覚が、「自分のもうひとつの拠点」として心地よく過ごせる場所に変わり、帰省するハードルもぐっと下がります。



月一の二泊三日で実家帰省を始めたら、少しずつお気に入りのアイテムを実家に揃えるようにすると、帰省する際の気分も上がり、荷物も減って「帰省のハードル」がかなり下げられますよ
④ 親と役割分担を決める
実家に帰ると、つい「あれもこれも手伝わなきゃ」と頑張り過ぎてしまいがちですが、それは自分にとっても親にとっても負担になります。
大切なのは、最初から『どこまで自分が関わるのか』をお互いにすり合わせておくこと。
買い出しやゴミ出し、草刈り、役所の手続きなど、実家で発生する作業は意外と細かく多いものです。
全部を背負う必要はなく、「ここは任せて」「これはやってほしい」というラインを共有しておくと、滞在がぐっとラクになります。
親が本当に求めている手伝いは、日常のちょっとした会話の中で自然と見えてくることがほとんど。
無理なく続けられる役割分担を決めることで、帰省がより穏やかで心地よい時間に変わります。
⑤ 「ありがとう」の言葉をかける
親って、どうしてあんなに口うるさいんだろう?と思うこと、ありますよね。
実家に帰れば「まだ結婚しないの?」「早くご飯食べなさい」「お風呂入りなさい」と、まるで子どもの頃に逆戻りしたように指示が飛んでくる。
でもこれって「子どもは何歳になっても子ども」という親の感覚からくるもの。
分かってはいても、ついイラっとしてしまうし、喧嘩になる人も多いはずです。
そこで意外と効くのが、シンプルだけど最強の魔法──「ありがとう」をちゃんと伝えること。
ご飯を作ってくれたら「美味しい!」、お風呂を洗ってくれたら「助かったよ」。
ほんの一言で、空気がふっと柔らかくなるんです。
親がやってくれることを『当たり前』にしないで、ちょっと大げさなくらい感謝してみる。
最初は照れくさいけれど、不思議と相手の態度も変わっていきます。
時間はかかるけど、これだけで親との距離はぐっと近くなって、関係性は向上します。
・ありがとう
・助かったよ
・すごいね!
・頼もしいよ
・さすが!



これらの魔法の言葉は、会社などで普段から使っているはず。それを、家族に対しても使うだけで、家の中がとても明るい雰囲気に変わるんです。ぜひ、試してほしいです
二拠点生活で「得られた」6つのこと
二拠点生活って、やってみるまでは「大変そう…お金かかりそう…」って思われがち。
でも実際に続けてみて感じたのは、コスト以上に大きなリターンが返ってくるということでした。
私は月1の二泊三日からスタートして、少しずつ環境を整えながら続けてきましたが、今では月に10日ほどゆっくり滞在できるほど心地よい場所になりました。
その過程で、「ライダーズカフェを開きたい」という新しい夢まで見つかったんです。
ここでは、そんな二拠点生活だからこそ『得られたこと』を6つ紹介していきますね。
① 親が安心する
ただ顔を見せるだけで、親って本当にほっとした表情をするんですよね。
最初の頃は「また来るの?」なんて素っ気ないことを言われることもあったけど、続けるうちに「来てくれるだけで安心する」「次はいつ来るの?」と声をかけられるようになりました。
その変化に触れるたび、帰ってよかったなと心がじんわり温かくなります。
② 親の体調の変化にすぐ気づける
オンラインだと見逃してしまう小さな変化も、直接会うと「あれ?」とすぐ分かります。
物忘れ、食欲、生活リズム、表情や声のトーン…。
些細な違和感でも早めに気づけるから、必要なサポートを前倒しで準備できる。
結果的に、親の健康寿命を延ばしつつ、自分の負担も軽くできるのが大きなメリットです。



親が病気になったり、寝たきりになったりしたら本人はもちろん、自分もかなりの負担になります。親には、いつまでも元気でいて欲しいものですよね
③ 実家の片付け・修理が自然と進む
気づけば物であふれていく…いわゆる「実家あるある」。
久しぶりに帰ると、親は気づいていない小さな不便や、使っていない物がそのまま残っていたりします。
なので私は、帰省のついでに少しずつ片付けたり、使いづらい部分を軽くDIYしたりして、ゆっくり整えるようにしています。
ただ、一気に片付けようとすると親はほぼ確実に反発します。
「まだ使える!」は団塊世代の口癖みたいなものなので、急ぎすぎると険悪ムードに…。
だから、帰るたびに「ひとつだけ」粗大ゴミを出す、使っていない食器を数枚減らす、壊れてるところをちょっと直しておく──この『スモールステップ方式』が本当に効く。
少しずつ家が整っていくと、自分の滞在スペースも快適になっていくし、親も「じゃあこれも片付けていいよ」と自然と協力的になっていきます。
無理なく進むから、気持ちも家もどんどん軽くなるんです。
④ コミュニケーションが増える
実家で同じ空間にいるだけで、会話の量って自然と増えるもの。
テレビを一緒に見ながら「これ面白いね」とひと言交わすだけでも、以前より心の距離がふっと縮まったりします。
意外な一面が見えたり、「親ってこんなこと考えてるんだ」と新しい発見もあったりして、関係性がゆっくり柔らかくなっていくんですよね。
そして、やっぱり効くのが「魔法のひと言たち」。
母のごはんを食べながら「これ、美味しいね!レシピ教えて!」と言うだけで、場がふわっと明るくなる。
父がお風呂を洗ってくれたら「ありがとう、助かったよ〜!」と伝えると、次もすすんでやってくれたりする。
結局、人って誰でも「認められたい」「役に立てたと感じたい」もの。
小さな感謝を積み重ねるだけで、親との距離は驚くほどスムーズに縮まっていきます。



最初の頃は、私も短気なので口を開けば口喧嘩のようになっていました。でも、少しずつ「魔法の言葉」が言えるようになってからは、親との関係が本当に向上して、親もポジティブに明るく変わったんです!
⑤ 時間管理・お金の管理が上手くなる
都会でフルタイムで働きながら、月に一度実家へ帰るのって、正直かなりハード。
仕事、家事、子育て…40代は本当にやることが多い。
私の場合は独身だけど、それでも「仕事との両立」は毎回試行錯誤でした。
だからこそ、二拠点生活を続けるために、まず働き方を見直しました。
週末の使い方や仕事の調整、休みの取り方など、「時間の捉え方」自体が変わっていったんです。
お金の面も同じで、帰省費用を確保するために家計管理を本気で見直すようになりました。
無駄な固定費を削ったり、ポイント活用したり、スキマ時間でできる副収入を試したり。
二拠点生活を始めて3年。
今では「どうすればムダなく動けるか?」が自然と分かるようになり、時間もお金もメリハリをつけて管理できるようになりました。
二拠点生活って、やればやるほど「効率化スキル」が勝手に身につくんですよね。




⑥ 新たな夢を見つけた
実家に帰省して、山と田んぼに囲まれた静かな景色を眺めていると、「この家を将来的にどうしようかな」とぼんやり考える時間が増えました。
ど田舎すぎて、誰とも関わらない日があるほど人が少ない。
ご近所さんと挨拶を交わすだけの毎日は、退屈でもあり、刺激がなさすぎて少し不安でもあります。
そんなことを思いながら外を眺めていると、目の前の道を次々とバイクが走り抜けていきました。
気にして見ると、バイクだけでなくロードバイクの人たちも通っています。
周りには店も休憩スポットもなく、あるのは家の向かいの自動販売機だけ。
そこで飲み物を買って休んでいるライダーも見かけます。
「ここに休憩できるカフェがあったら、需要あるんじゃない?」そんなアイデアがふと浮かびました。
母は料理が得意で、父は人と話すのが大好き。
もしライダーたちが集まる場所を作れたら、両親にも生きがいが生まれるし、私自身も楽しめるはず。
父は大賛成でしたが、母は「自分たちにできるわけがない」と猛反対。
それでも長い時間をかけて母の心のブロックを少しずつ外していき、3年経った今ようやく前向きに。
祖母が使っていた小屋を改装し、テイクアウト専門のライダーズカフェを作ることになりました。
やることがなく暇だった場所は、「自分でやることを生み出す場所」へと変わりつつあります。
今は両親と三人でDIYを楽しみながら、オープンに向けて着々と準備を進めています。



「田舎だから価値がない」なんて思わないで!田舎こそ、お宝の資源が眠っています。どうしたら活かせるか?を考えてみるのも楽しいですよ!
まとめ:これから二拠点生活を始めたい人へ
40代は、仕事、親の老い、これからの生き方…いろんなテーマが一気に押し寄せてくる時期。
でも実は、『動くなら今』がいちばん軽やかにスタートできるタイミングです。
親はいまがもっとも元気で、自分自身も体力も判断力もまだまだある。
ここから先は少しずつ変化が進んでいくのが自然な流れ。
だからこそ、「親が元気なうちに関わり方を変える」という選択は、将来自分を助けてくれる財産になります。
不安があるのは当たり前。
でも、それ以上に得られるものが大きい。
迷っているなら、小さく一歩だけ踏み出してみてください。



行き来する道の途中で、予想もしなかった景色が必ず見えてきます




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