【開業前の不安】40代派遣社員がカフェ開業を決意するまで

「このまま派遣社員・会社員として働き続けて、本当にいいのだろうか?」

そんな漠然とした不安を抱えながら、日々を過ごしていませんか?

40代という年齢は、人生のターニングポイント。

新しいことに挑戦したいけれど、「もう遅い」「自分には無理」と諦めてしまうこともあるでしょう。

でも、実はそんなことはありません!

私は40代派遣社員として働きながら、「好きなことで生きていけたら…」とずっと考えていました。

そんな中で、昔から憧れていたカフェ開業の夢が再び心の中に浮かび上がってきたのです。

もちろん、最初は不安だらけ。今も不安だらけ・・・

「開業資金は?」「経験も資格もないのにできるの?」「40代からの挑戦は無謀?」— そんな悩みを抱えながらも、少しずつ前へ進んできました。

この記事では、私がどのようにして不安を乗り越え、カフェ開業を決意したのかをお話ししたいと思います。

同じように夢を持ちながらも一歩踏み出せずにいるあなたに、少しでも勇気を感じてもらえたら嬉しいです。

ミリコ

\\ この記事を書いた人 //
こんにちは、ミリコです
40代独身派遣社員(ニャン太2匹と生活中)
東京と田舎の二拠点生活をしながら
田舎でライダーズカフェを開業するために奮闘中です🎶

目次

40代派遣社員の私がカフェ開業を決意するまで

もともと私は医療系のメーカーで正社員として働いていました。

1日12時間労働は当たり前、週末も仕事を持ち帰る「社畜」でした。

その分、お給料は悪くなかったけど心はボロボロ

趣味に費やす時間も気力もなく、人生に疲れ切っていました。

家庭を持っていれば、家で旦那さんや子どもたちに癒されることもできたはず・・・

なんてチビっと悲しくなりつつも、2匹のニャン太たちの食費を稼ぐべく、頑張っておりました。

はじめに:40代派遣社員の私がカフェ開業を考えた理由

40代に突入し、ふと「あれ?友達減った?」と感じる瞬間がありました。

実際には、友達が減ったのではなく、それぞれ結婚や出産をして生活スタイルが変わったことで自然と疎遠になっていったのだと気づきました。

そうか〜、みんな子育てで忙しいよね・・・

あれ?

私独身だし、将来寂しくない?

今は健康でなんでも一人でできるけど、もし「病気になったら」「両親が亡くなったら」

あたしってひとりぼっちになっちゃうんじゃない? と、

とてつもない不安と恐怖が襲ってきました。

そんな漠然とした不安と恐怖が、「カフェ開業」を考える一つのきっかけになりました。

なぜ「カフェ」なのか

私はカフェが大好きでよく行きます。

ジムの帰りに一人で行ったり、友人とお茶をしに行ったり。

都会にはたくさんカフェがありますが、私の田舎には周りにカフェはありません。

今は、東京と田舎の二拠点生活をしていますが、田舎にいる間は「カフェラテが飲みたいなぁ」と思っても、自分で作るしかありません。

いつも通りオリジナルのカフェラテを作っていると

「田舎の家をどうしようか」
「両親に介護が必要になったら田舎に移住が必要かな?」

なんていう将来のリアルな現実がふと頭をよぎりました。

はぁ・・・悩みが多い。そう思いつつ庭でカフェラテを飲んでいました。

両親はこの土地を離れたくない・・・

あと10年もすれば介護が必要になってくるかもしれない。

ここに自分が住んで親の介護をするのかなぁ・・・?

でもそれって、自分を犠牲にしてる気もするし・・・

そんな考えが頭をぐるぐるしていた時、目の前の道路を10台くらいのバイクが通ったんです。

むむ?

気になってその後も庭にいると、本格的なロードバイクに乗ったサイクラーの集団が通りました。

こんな田舎なのに、バイカーとサイクラーが結構通るなぁ。

周りに休憩できる場所は一切ない。

ミリコ

あれ?
ここって山を下ってきて休憩をするのに、ちょうどいい場所なんじゃないの?

ここでバイカーとサイクラーの人にオリジナルのカフェラテを出したり、畑でとれた野菜で田舎料理を出したり。

そんな、バイカーとサイクラー専用のカフェを作ったら楽しいかもしれない!!

コミュニティができて、休みの日にはたくさんの人が集まる

そうなったら、独身でも将来楽しく田舎で生活できるかもしれない!

この日以降、本気でカフェ開業を意識するようになりました。

カフェ開業のリアルな悩み

カフェ開業はいい案ではあるけど、向かう先はいばらの道でした。

なんといっても、飲食業の経験もないただの派遣社員です。

コーヒーに詳しいわけでもない。問題は山積みでした。

カフェ開業の悩み

・開業資金がない
・コーヒーについて素人
・飲食業の経験がない
・本当にできるのか?とにかく自信がない

開業資金がない

カフェ開業には最低でも数百万円の資金が必要です。

派遣社員の収入だけでカフェ開業資金を貯めるのは簡単ではありません。

最初は「こんな大金、どうやって用意するの?」と絶望しかありませんでした。

でも、調べていくうちに、いくつかの方法があることを知りました。

・貯金を増やす  :無駄な出費を減らし、カフェ開業専用の貯金口座を作成
・資産運用をする :NISAで株式運用(開業が10年後など長期視点の場合)
・副業で資金を作る:ブログやSNSを活用して少しずつ副収入を得る
・融資を活用する :日本政策金融公庫の創業融資制度などを利用

このように、派遣社員でも資金を集める方法はあります。

大切なのは「少しずつでも準備を始めること」

情報を収集したり、誰かに聞いてみたり。

とにかく、「今できること」をやってみることです。

私の場合は、家計管理に取り組み、ウェブ制作の副業もはじめ、本業以外の収入を得る方法も学びました。

YouTubeは、無料でレベルの高い情報を得ることができる最高のプラットフォームです。

コーヒー、開業資金、飲食業に関連する動画を視聴しまくる日々が始まりました。

ミリコ

開業資金についての悩み、解決方法などは、これから徐々にブログで公開していこうと思っています

コーヒーについて素人

コーヒーは毎日豆を挽いて飲んでいますが、決して詳しいわけではありません。

それなのに、カフェをやれるのか?かなり悩みました。

マメッチ

ミリちゃん、コーヒー飲む時【コーヒー1割:豆乳9割】でほぼコーヒーじゃないしね・・・

でも、先ほどもお伝えしたとおり、YouTubeは最高の教材です。

YouTubeでコーヒーについて詳しい方、プロの方がたくさん動画を上げてくれています。

それを観て自分で焙煎できることも知りました。

知ったらまず行動!

自家焙煎に挑戦したり、コーヒーの淹れ方を工夫してみたり、試行錯誤を続けているうちに、コーヒーについての不安もなくなってきました。

モーレ

今の時代、インターネットで調べれば大抵のことは解決するよね

飲食業の経験がない

私は飲食業の経験ゼロ。

飲食店でのバイト経験もなければその業界についてど素人です。

でも、だからといって諦める必要はありません。

ランチを食べに行く際、カフェに行く際に学べることはたくさんあります。

メニュー、料金設定、お店の雰囲気、カトラリーなど、とにかく「学ぶ」ことは「まねる」ことです。

カフェ開業を本気で考え始めてから、飲食店やカフェに行った際のお店の見方がかなり変わりました。

カフェ開業についての本を読み漁り、YouTubeでたくさんの質のいい動画をみることで、しっかり考えて進めていけば素人でもできないことはないと思えました。

ミリコ

カフェ開業のスクールなどもありますが、まずは本、YouTube、ググることから始めてみると、有料級の高品質な情報はいくらでも探せますよ

「本当にできるの?」という自信のなさとの戦い

飲食業の経験もなかった私がカフェを開くなんて、最初は無謀だと思っていました。

でも、本を読んだりYouTubeを見ているうちに「やれることから始めていけばいい」と思えるようになったのです。

・実際に素人でカフェを開業した人のブログや本を読む
・小さなイベントでコーヒーを提供してみる
・SNSで発信してみる

こうした小さな挑戦を繰り返すうちに、「もしかしたらできるかも?」と自信がついてきました。

中には、「辞めときなよ〜。会社員の方が安定してるし、失敗したらどうするの?」と、心配するが故に開業を反対する友人もいました。

でも、「どんな道を選んでも不安はゼロにはならない」と気付いたんです。

それなら、自分が本当にやりたいことに挑戦する方が後悔しないと思ったのです。

失敗しても、「致命傷」を負わなければまた立ち上がれる

最初から、数百万円、数千万円という多額のお金を投資してしまうと、失敗したときに致命傷を負います。

まずは今ある祖母宅、ガレージ、庭を使って、DIYしながら最小限の投資で小さく始めてみることにしました。

最初は失敗するに決まってる。

プロ野球選手だって空振りをすることもあります。

素人の自分が最初から成功するはずはないから、まずは小さく走り出して走りながら修正していこうと決めました。

ミリコ

まずは「小さく始めてみる」ことにしました。最初から高いスクールに行ったり、設備投資をする必要はないと思ったんです。致命傷を負わず、今あるものでどうにかできないか、そこから考えることにしました。

仕事をしながら、カフェ開業準備を進める

副業など何か始めようと思ったら、まずは本業を継続しながら空いた時間で挑戦してみることが大切です。

本業をしながら時間を確保するのは至難の業ですが、やってできないことはありません。

テレビを捨て、家の中の断捨離を行ったことで、かなりの時間を確保することができました。

本業で固定給を確保すれば、精神的な安定にもつながります。

私の場合は、業界的に正社員では十分な時間が確保できなかったため、「派遣社員」という働き方改革をして時間の確保をしました。

その時実際にやった時間の作り方をブログにまとめたので、こちらも参考にしてみてくださいね。

まずは情報収集!カフェ開業に必要な資格・許可を調べる

テレビを捨て、家の中の断捨離もしたことで時間的な余裕が生まれました。

朝仕事をする前、ランチタイム、仕事が終わってからとできる限り時間を作って調べ物をしていました。

カフェを開くためには、以下の資格や許可が必要だとわかりました。

カフェ開業に必要な資格

食品衛生責任者(1日講習を受ければ取得可能)
飲食店営業許可(保健所に申請)
防火管理者(必要な場合のみ)

「食品衛生責任者」はカフェ開業には必須の資格でした。

1日講義もしくはeラーニングを受ければ取得できるので、早めに取得することにしました。

私が取得した当時は、東京都の場合7,000円程度でしたが、各都道府県により金額は異なるようです。

「防火管理者」は、収容人数やお店の面積により必要かどうかが決まるため、テイクアウトのお店には不要ということでした。

「飲食店営業許可」が最大の難関ポイントです。

各地域により条件が異なるので、しっかりリサーチをして最寄りの保健所に相談が必要でした。

私の場合は、開業資金を抑えるために、祖母宅にもともとあった「外のキッチン」を改装してそこで営業許可をとることにしました。

通常のカフェスタイルではなく、あくまでも「テイクアウト」というスタイルにしたのです。

保健所に相談した結果、テイクアウトのお店ならキッチンのみ条件をクリアしていれば営業許可は取れるとのことでした。

保健所の方も、質問すれば親切に教えてくれるので何度か足を運び、相談しながらキッチンの設計をしました。

ミリコ

キッチンはもちろんDIYです。もともとあった古い外のキッチンを改装することにしました。改装の様子も、徐々にブログで書いていこうと思っています

仕事をしながらできることを少しずつ始める

今は、本業をしながら開業準備を少しずつ進めています。

週に3日在宅勤務があるため、在宅の日は仕事開始ギリギリまで調べ物をしたり、YouTubeを見たりしています。

メニュー開発:家庭で試作をして、友人にフィードバックをもらう
SNS発信:Instagram、ブログ、YouTubeで開業準備の様子を発信し、将来のファンを作る
DIYスキルを学ぶ:カフェの内装を自分で作れるようにする

DIYについて調べたり、こうしてブログを書いて発信したり、YouTube用の動画を編集したり。

全てが素人なので進みはまさに亀のよう・・・

でも、一歩ずつ進めています。

これらを並行して進めることで、仕事を続けつつ並行して準備も進めることができます。

ミリコ

土日はゆっくり調べ物やブログの執筆などできるので、休みでもやることがたくさんで楽しいです🎶

カフェ開業を決意するまでの気持ちの変化

私はもともと会社員です(今もですが)。

両親も会社員だったので、私の中で「お店をやる」「会社を作る」など考えたこともありませんでした。

でも、40歳になったときに漠然と「このまま会社員として働き続ける」ことに疑問を覚えました。

多分、働きすぎていて気持ちが疲れ切ってしまっていたのだと思います。

そんな時、友人が病気で亡くなりました。

彼女はきっと、もっといろんなことができたはずです。

今日という日は、彼女が生きたいと願った未来なんだ

それ以来、自分の人生のこと、仕事のこと、親のことをじっくり考えるようになったのです。

行動するうちに変わった

開業を決意する前は、「自分には無理」という気持ちが強かったです。

でも、小さな行動を積み重ねていくうちに「あれ?意外とできるかも!」と思えるようになりました。

・とにかく調べる
・カフェを開業した人の話を聞く・読む
・SNSで発信してみる

こうした経験が、自信につながっていきました。

不安なのは「知らないから」です。

根気よく調べていけば、いろいろわかってきて不安は徐々に消えていきます。

「40代で遅くない」と思えた理由

新しいことを始めるのに、「もう40代だし」「50代だし」といって、年齢を理由に諦めがちです。

でも、40代だからこそ活かせる経験もあります。

・これまでの仕事で培った「経験」「人脈」「知恵」
・年齢を重ねたことで生まれる「落ち着き」「自信」
・人生経験があるからこそ「お客様視点で物事を考えることができる」

40代は決して遅すぎる年齢ではなく、「ちょうどいいタイミング」だと思うようになりました。

10代で起業して成功する人もいますが、私はそういうタイプではありません。

酸いも甘いも経験してきた40代の今だからこそ、自分にはちょうどいいタイミングだったんだって思えます。

今までの苦しい、辛い、悲しい、楽しい、幸せな経験、その全てが役に立つはずです。

人生100年時代と言われる今、40代はまだ半分にも到達していません。

人生、これからです!

モーレ

年齢はただの「数字」にすぎないよ!

まとめ:40代派遣社員でもカフェ開業は夢ではない!

カフェ開業は不安もありますが、それ以上にワクワクする未来が待っています。

どんな道を選んでも、結局は不安を感じるし、失敗も成功もするし、多少の後悔もするでしょう。

それなら、自分がやってみたい道に行くべきです。

それで失敗したとしても、それは「失敗ではない」と思っています。

「こうするとダメなんだな」ってことを見つけることができたのだから。

失敗は、挑戦者の勲章です

失敗は、挑戦した人しか味わうことができない貴重な体験であり、勲章だと思っています。

人は、失敗から多くを学べます。

たくさんの失敗を繰り返しながら、改善・調整して進んでいこうと思っています。

何か始めたいと思っている方。

私と一緒に、一歩踏み出してみませんか?

まずは、「調べてみる」ことから始めてみよう!

「調べる」だけなら「タダ」ですし。

ミリコ

・40代でも、派遣社員でも、新しいことは始められる!
・「完璧な準備」よりも、「まずは小さな一歩を踏み出す」ことが大事
・「わたしにもできるかも!」と思ったら、まず何かひとつ始めてみよう

最後まで読んでくれてありがとうございます!

今後もカフェ開業のプロセスを日記にしていくので、またぜひ読んでくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次