コーヒーを自宅で美味しく淹れたいと思ったとき、最初に揃えたい道具のひとつが「コーヒーミル」です。
市販の粉コーヒーでも手軽に楽しめますが、やはり豆をその場で挽いた方が、香りも味も格段に違います。
私自身、カフェ開業を目指して学ぶ中で「コーヒーミル選びは奥が深い!」と感じました。
手動と電動の違い、刃の種類、使いやすさなどを知ることで、コーヒーライフがもっと豊かになります。
この記事では、初心者からこだわり派まで役立つ「コーヒーミルの選び方」と「おすすめ商品5選」をまとめました。
ミリコ\\  この記事を書いた人  //
こんにちは、ミリコです
40代独身派遣社員(ニャン太2匹と生活中)
東京と田舎の二拠点生活をしながら
田舎でライダーズカフェを開業するために奮闘中です🎶
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なぜコーヒーミルが必要なのか


挽きたての香りと味わい
コーヒー豆を挽いた瞬間に広がるあの香ばしいかおりは、コーヒー好きにとっては至福の時間です。
ただ、粉に挽いた状態だと酸化が一気に進み、香りや風味が落ちやすくなります。
さらにいうと、コーヒー豆は焙煎された瞬間から劣化が始まります。
自分で飲む分だけ、飲む時に挽けば、豆の持つ本来の香りと甘みを最大限に楽しめます。
毎回挽くのが面倒な場合でも、電動ミルを使えばさほど手間はかかりません。



私のミルデビューは、Kalitaの手動ミルでした。手から伝わる豆の状態を感じながらコーヒーの香りに浸るのがとても好きです
抽出に合わせた粒度調整
エスプレッソには極細挽き、ペーパードリップには中挽き、フレンチプレスには粗挽きなど、抽出方法によって適した粒度は異なります。
ミルを使えば、その都度好みの挽き目に調整可能です。
手動のミルでもメモリを変えれば粒度の調整が可能です。
ライフスタイルに合った使い方
朝の一杯を素早く淹れたい人、週末にじっくり味わいたい人、キャンプで仲間と楽しみたい人…。
生活シーンによって「どんなミルが最適か」は変わってきます。
ゆっくり味わいたい人は、手動ミルで豆を挽きながら香りや豆の硬さなどを楽しむことができます。
キャンプの場合も手動のミルがオススメです。
あまりこだわりがなく、素早く飲みたい方は電動ミルの方がだんぜんオススメです。



手動と電動の両方を持ってる人もいるよ!その時々の気分やロケーションに合わせて使い分けれるしね
コーヒーミルの種類と選び方
手動ミルの特徴
手動ミルのメリットはなんと言ってもそのコンパクトさと持ち運びやすさです。
場所を取らずにどこでも豆を豆を挽くことが出来ます。
・コンパクトで持ち運びやすい
・挽きながら香りを楽しめる
・メンテナンスが簡単
・少量向き(1〜2杯)
電動ミルの特徴
電動ミルのメリットは、粒度の調整も容易で一瞬で豆が挽けることです。
一度に5杯分など、たくさん挽く場合には電動の方がより便利です。
・短時間で一度にたくさん挽ける
・粒度が安定しやすい(上位モデル)
・少し大きめで電源が必要
・初期費用はやや高め
刃の種類
刃の素材は主にセラミックと金属(ステンレス、鉄など)があり、刃の形状としてはプロペラ式(ブレード式)・コニカル式(円錐式)・臼式(フラットディスク式)の3種類があります。
まずは、セラミックと金属(ステンレス、鉄など)の違いについて理解しましょう。
- 手入れのしやすさ: 錆びる心配がないため水洗いでき、清潔に保ちやすい
 - 摩擦熱: 熱伝導性が低いため、摩擦熱が発生しにくい
 - 味わい: 穏やかでマイルドな味わいになりやすいとされている
 - デメリット: 金属刃に比べて切れ味がやや劣り、衝撃に弱いという側面もある
 
- 切れ味: 鋭利な刃に加工しやすく、切れ味に優れている
 - 耐久性: 丈夫で耐久性が高いのが特徴
 - 味わい: シャープでしっかりとした味わいになりやすいとされている
 - デメリット: 錆びる可能性があるため水洗いができず、静電気も発生しやすい。ただし、最近では耐熱性や静電気を抑える加工が施された製品もある
 
次に、刃の形状について理解しましょう。
- 仕組み: ミキサーのように、高速回転するプロペラ状の刃で豆を砕くタイプ
 - 特徴:
- 粒度の不均一さ: 豆を細かくする時間に比例して細かくなりますが、粒の大きさにばらつきが出やすいのがデメリットです。
 - 摩擦熱: 高速で回転するため摩擦熱が発生しやすく、豆の香りが損なわれることがあります。
 - 手軽さ: シンプルな構造で、安価な電動ミルに多く採用されています。
 
 
- 仕組み: 円錐状の回転する刃と、固定された刃の間に豆を通してすり潰すタイプ。手動ミルに多く採用されている
 - 特徴:
- 粒度の均一さ: 均一な粒度で安定して挽くことができ、微粉も出にくいのが特徴
 - 風味の保持: 摩擦熱が発生しにくいため、コーヒー豆本来の風味を損ないにくい
 - 細挽き: エスプレッソ用の極細挽きにも対応できるモデルが多い
 
 
- 仕組み: 2枚の平らな刃が向かい合って回転し、豆をすり潰したり切り刻んだりして粉砕するタイプ
 - 特徴:
- 粒度の均一さ: コニカル式と同様に均一な粒度で挽けるため、本格的な味わいを求める人に向いている
 - 味の調整: 挽き目(粒度)の調整がしやすく、好みに合わせた味づくりが可能
 - 微粉: コニカル式に比べて、より多くの微粉が出ることがある
 
 
チェックしたいポイント
ミルを購入する際にチェックしたいポイントをご紹介します。
カフェなど業務用に使用する場合は、香りや風味を損なわないか、静電気の発生はどうかも考慮する必要がありますが、家庭で使用する場合は以下の点をチェックできれば十分です。
・粒度調整ができるか
・豆が均一に近い粗さで挽けるか
・分解清掃がしやすいか(メンテナンスしやすいか)
・熱の発生が少ないか
・耐久性は十分か
おすすめ手動コーヒーミル5選
お手頃価格でオススメの手動ミルをご紹介します。
HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン
・価格:3,000円前後
・特徴:セラミック製の臼刃で風味を損なわず、分解して水洗い可能。家庭用の入門機に最適
・おすすめポイント:シンプルで使いやすく、初心者の最初の一台にぴったり。サイズも4種類から選択可能
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タイムモア C2 手挽きミル
・価格:10,000円前後
・特徴:アルミ合金ボディ+ステンレス刃で耐久性抜群。粒度が均一で味の安定感も高い
・おすすめポイント:コスパ最強。自宅でもアウトドアでも大活躍。コンパクトなので持ち運び便利
コマンダンテ C40 アメリカンチェリー(高級手動ミル)
・価格:50,000円前後
・特徴:世界中のバリスタが愛用。圧倒的な粒度の均一性と耐久性
・おすすめポイント:価格は高いが、一生もののミルとして評価されている
1zpresso xpro
・価格:20,000円台
・特徴:コンパクトで耐久性にも優れており、豆も均一に挽ける
・おすすめポイント:清掃がしやすく持ち運びにも便利
カリタ 木製手挽きミル
・価格:4,000円台 (6,000円台:お豆と掃除用ブラシ付きの場合)
・特徴:箱型なので安定しており豆が挽きやすい
・おすすめポイント:豆の粒度を調整可能。レトロなデザインがインテリアにも映える
オススメの電動ミル5選
手で挽くのは面倒な方は、ぜひ電動を検討してみてください。
スタイリッシュなスタイリッシュなデザインのものからレトロ風なものまでたくさんあります。
デロンギ KG521J-M(電動ミル)
・価格:20,000円台
・特徴:18段階の粒度調整が可能で、エスプレッソからフレンチプレスまで対応。
・おすすめポイント:デザイン性も高く、初心者〜中級者におすすめの電動モデル。
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Fellow Ode Brew Grinder Gen2
・価格:60,000円台
・特徴:家庭用なのに高機能。静電気低減機能。31段階の挽き目で調整可能
・おすすめポイント:スタイリッシュでどんなインテリアともマッチ。1杯分5秒で挽けてしかも静か
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ボンマック BM-250N
・価格:20,000円台
・特徴:静電気を抑えて粉が飛び散りにくい。粒度も安定し、業務用に近い性能
・おすすめポイント:本格派向け。自宅でカフェ並みの味を再現したい人におすすめ
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LOWYA 電動ミル
・価格:8,000円台
・特徴:25段階の挽きめ調整。タッチパネル式で操作が簡単
・おすすめポイント:最大100g容量!極細〜粗まで対応可能で粒度も均一
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カリタ 電動ミル CM-50


・価格:5,000円台
・特徴: 50gの豆を15秒程度で中挽きに挽けます
・おすすめポイント:コンパクトかつシンプル。最低限、豆が挽ければいい方にはコスパ良し
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シーン別おすすめの選び方
何を選んだらいいか迷ってしまう方は、自分が実際に使うであろうシーンを思い浮かべてみると選びやすいですよ。
自宅で毎日楽しむ人
自宅でゆっくり楽しみたい場合は、手挽きミルでもいいでしょう。
ただ、忙しい朝に美味しいコーヒーを飲みたいなら電動ミルをオススメします。
デロンギ KG521J-M やLOWYAの電動ミルが性能と値段のバランス良いと思います。
キャンプやツーリングで使いたい人
アウトドアで楽しみたい場合は、持ち運びやすさがいちばん!
タイムモア C2 一択だと思っています。
軽量かつコスパ最強なので、アウトドア用として持っておくのもいいでしょう。



キャンプをする人は、折りたためるタイムモアの所有率が高いよ!
カフェ並みのクオリティを求める人
コマンダンテC40 や Fellow Ode Brew Grinder Gen2がオススメです。
コーヒーの勉強をし始めてから知ったのですが、グラインダーの違いでコーヒーの味も変わるのです。
コーヒーが大好きで、クオリティーを求めるならコマンダンテの購入を検討するのもいいと思います。



私が今使用しているのは「LAGOM casa」という電動のグラインダーです。スタイリッシュなだけではなく、挽きめの均一さは群を抜いています
私の体験談
最初はKalitaの手挽きミルから始めました。値段は3,980円程度のものです。
初めて手で挽いたとき、豆が砕ける音と広がる香りに感動したのを覚えています。
今はアウトドアの際はタイムモアC2を愛用中。
粒度が揃うだけで、同じ豆でも「甘みが強くなる」ことを実感しました。
電動ミルは、LAGOM casaというものを使用しています。
値段が若干高いので今回のオススメには入れていませんが、興味のある方は公式サイトを覗いてみてください。
これからカフェを開く準備をしていく中で、業務用の電動ミルも導入していくつもりです。
まとめ
コーヒーミルは、挽きたての香りと味を楽しむために欠かせないアイテムです。
手動と電動、それぞれの特徴を理解し、自分のライフスタイルに合った一台を選ぶことが大切です。
初心者はHARIOやタイムモア、こだわり派はコマンダンテやカリタの上位モデルがおすすめです。
リンク先で詳細をチェックしながら、自分にぴったりのミルを見つけてください。
毎日の一杯が、きっと特別な時間に変わります。
















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