キャンプで飲むコーヒーは、なぜあんなに美味しく感じるのでしょうか。
朝の澄んだ空気、夜の焚き火の音、静けさの中で立ち上るコーヒーの香り。
自然の中で淹れる一杯は、日常のキッチンで飲むコーヒーとはまったく別物です。
インスタントでも十分かもしれませんが、せっかくなら豆を挽いて淹れる“特別な時間”を楽しみたい。
この記事では「キャンプ×コーヒー」をテーマに、アウトドアで役立つポータブルコーヒーセットや淹れ方、そして私自身の体験談まで、実践的にまとめました。
これを読めば、あなたも次のキャンプで「最高の一杯」を楽しめるはずです。

\\ この記事を書いた人 //
こんにちは、ミリコです
40代独身派遣社員(ニャン太2匹と生活中)
東京と田舎の二拠点生活をしながら
田舎でライダーズカフェを開業するために奮闘中です🎶
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なぜキャンプでコーヒーが特別なのか
アウトドアが好きな方はコーヒーを必ず持って行く!という方も多くいるかもしれません。
キャンプをしながら飲む一杯、カヤックをしながら湖の上で飲む一杯、海を眺めならが飲む一杯。
自然の中で飲むコーヒーは、ただの飲み物ではありません。
森の香りや川のせせらぎ、鳥の鳴き声、波の音など、五感すべてが研ぎ澄まされた環境で口にするからこそ、コーヒーの香りや味わいが強く印象に残ります。
特に、夜明けの冷たい空気の中で飲むコーヒーは格別です。
湯気とともに立ち上る香りは、体と心をじんわりと温めてくれます。
時間帯で変わるキャンプコーヒーの楽しみ方
- 朝コーヒー:目覚めの一杯。浅煎り豆でさっぱりとした酸味を楽しむと、頭がスッキリ目覚めます。
- 昼コーヒー:アクティビティの合間に。ミディアムローストの程よい苦味が疲れを癒してくれます。
- 夜コーヒー:焚き火を眺めながら。深煎りのコクあるコーヒーが、リラックス感をさらに高めてくれます。
インスタントと淹れたての違い
もちろん、キャンプでは荷物を減らすためにインスタントを持っていく人も多いでしょう。
お湯さえあればすぐに飲める手軽さは大きな魅力です。
しかし、挽きたての豆から淹れたコーヒーを飲んだとき、その違いに驚くはずです。
淹れる時間や手間はかかりますが、その分だけ特別な味わいと体験が得られるのです。



キャンプ用の持ち運びに便利なコーヒーグッズがたくさん売ってるよ!
キャンプに持って行きたいポータブルコーヒーセット
ミル(手挽き・電動)


挽きたては香りが段違い。
ポーレックスの手挽きミルは定番で、軽量かつ頑丈。
USB充電式の小型電動ミルも増えてきており、便利さを優先する人には最適です。



私はTime Moreのコーヒーミルを使っています。コンパクトでデザインも素敵!グラインダー部分も高品質なのでコスパ最強だと感じます
豆用のポーチ


コーヒーは飲まなくても紅茶や緑茶を持って行きたいという方も多いはず。
葉っぱ類や豆類は酸化すると味の低下にもつながります。
百均のジップロックもいいけど、オシャレなポーチに入れていくと気分も上がります。
私が愛用しているのは、Hiiragi OutfittersのDCFエッセンシャルポーチです。
密封構造にこだわった水も空気も通さないこのポーチは、キャンプ以外でも役立ちます。
ドリッパー


ドリッパーは家庭用のものはかなりかさばるので、折りたたみにしたいところ。
軽量で持ち運びやすいものが一番ですよね。
- 折り畳み式(モンベル・ユニフレーム):軽量で持ち運びやすい
- チタン製(スノーピーク):耐久性抜群



私はミュニークのtetra dripを使っています
ケトル


キャンプでは直火対応のステンレス製やチタン製が便利です。
容量はあまり大きすぎると持ち運びに不便なので、0.5L程度がちょうど良さそうです。
バーナー


キャンプにシングルバーナーは必携です。
焚き火で直接お湯を沸かすとより一層アウトドア感が出て気分も上がりますが、道具が煤で黒くなるので気にならないように焚き火専用の道具を準備した方がいいかもしれません。
バーナーはいろいろなタイプがあるので好みで選べば良いと思います。
マグ・カップ類
キャンプでは、お酒を飲んだり、スープを飲んだりコーヒーを飲んだりとマグカップ一つで様々な用途に使われるので、軽量かつ保温性が高いものを選ぶといいでしょう。


- チタンマグ:軽量で丈夫
- ステンレス真空マグ:保温性が高い
- ホーローマグ:デザイン性が高く写真映え
実際に私がやってみたキャンプコーヒー体験談


最初のキャンプでは、手挽きミルを持参しましたが、豆をこぼしてしまったり、風で火が消えてしまったりと失敗だらけ。
マグも保温性のないマグを使っていたので、結局、冷めたコーヒーを飲むことになりました。
2回目は、豆をあらかじめ小分けにして持っていき、Yetiの保温マグを購入しました。
その結果、朝日を浴びながら飲む一杯は、忘れられない味になりました。
3回目にはモカエキスプレスを導入。
焚き火で濃厚なカフェオレを淹れることに成功。
香ばしい香りがテントサイト全体に広がり、他のキャンパーからも「いい香りがするね」と声をかけられました。
まとめ
キャンプで飲むコーヒーは、ただの飲み物以上の価値を持っています。
自然の中で豆を挽き、お湯を沸かし、時間をかけて淹れるからこそ、一杯が特別な体験になります。
ちょっとひと工夫をして、モカエキスプレスでエスプレッソを作ると、美味しいカフェオレが味わえたりとキャンプの楽しみは何倍にも広がります。
この記事で紹介したポータブルセットを揃えれば、初心者でも手軽にアウトドアでの「本格コーヒー体験」が可能です。
失敗も成功も含めて、アウトドアコーヒーはあなたの思い出を豊かにしてくれるでしょう。
次のキャンプでは、ぜひ自分だけの最高の一杯を味わってみてください。
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